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運送業における軽貨物業とはどんなもの?魅力的な業務も解説

2022年9月16日

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ネット通販の普及によって、衣類や飲食物、日用品のあらゆるものまで玄関先で簡単に受け取れるようになりました。
好調な通販業を背景に運送業も需要が高まっており、「軽貨物」への関心も高まっています。

では、軽貨物業とは一体どんな仕事なのでしょうか。
魅力的な業務について詳しく解説します。

軽貨物業とは一体どんな仕事なの?

運送業界は現在通販業の人気を背景に需要が伸びている業種の1つです。
中でも軽貨物業は参入がしやすいイメージが先行しており、独立を目指す方々が関心を寄せている業種です。

では、軽貨物業とは一体どんな仕事なのでしょうか。
個人事業主が多く活躍している軽貨物業は、主に軽トラックなどを活用して宅配に従事する仕事です。

請負先などを選定すれば勤務日時やエリアを細かく選定することができるので、男女問わずライフスタイルに合わせた働き方が実現します。

また、軽トラックや軽自動車を活用すれば大型の運転免許証は取得せずに参入できるため、参入障壁が低いこともメリットの1つです。

配達エリアは小さくても人口が多い都市部であれば安定して仕事が供給されているため、雇われているドライバーよりも大幅な収入アップが目指せることも大きな魅力と言えるでしょう。

実際に大手の配送業で勤務経験のある方は独立を目指して軽貨物業に関心を寄せる方が多くなっています。
では、軽貨物業で独立を目指すにどうすれば良いのでしょうか。

軽貨物業の独立には届出が必要

みなさんは軽トラックや軽乗用車のナンバーが通常の黄色ではなく黒色のナンバーになっているものを見たことはありませんか。

黄色ナンバーのままでは軽貨物業として従事することは違法であるため、まずは最寄りの運輸支局にて軽貨物業を始める際の届出を行う必要があります。

届出が無事に受領されると、黄色のナンバーから黒色のナンバーに変更され、軽貨物業として認められている車両であると証明ができます。

しかし、届出をするにあたってはどんな書類が必要なのか悩む可能性があります。

もしも既に業務委託や請負などの方法で軽貨物業としての独立後の仕事が受注できそうな場合には、予め準備すべき車両本体がどのようなものかを含めて、必要手続きを確認しましょう。

軽貨物業の独立手続きとは

では、具体的に軽貨物業の独立について解説します。
軽貨物業として業務を開始するにあたっては、まずは必要な車両を確保しましょう。

現在既に軽貨物業に使える車両をお持ちなら、ドライバーと駐車場があればすぐに開業手続きに移行できます。
軽貨物業に使える車両は軽トラックや軽自動車はもちろんのこと、125cc以下のバイクも活用できます。

実際に都市部ではバイクによる軽貨物業の方も多く活躍しています。
コンパクトな荷物を受注し配送を繰り返す場合にはバイクの小回りの良さは確かに便利かもしれませんね。

配達する管轄区域を選定したら、区域内にある運輸支局へ届出を行います。

この際に必要な書類は届出書と呼ばれる「貨物軽自動車運送事業経営届出書」、「事業用自動車等連絡書」や「運賃料金設定届出書」、そして登録する車両の「車検証」の4つです。

一見すると難しい書類に見えるかもしれませんが、運輸支局で確認を行いながら作成を行うこともできます。

開業に当たっては運賃の設定が気になるところですが、すでに請負先などが見つかっている場合にはアドバイスをもらえるほか、運輸支局にも目安が掲示されていることがあります。

黒ナンバーの取得は書類の提出後で、運輸支局における手続きの完了後に軽自動車検査協会に登録に関して証明すると、黒ナンバーに変更されます。

個人事業主として独立する場合は税務署の手続きを

個人事業主として軽貨物業に参入する場合には、「開業届」を行う必要があります。

この開業届とは軽貨物業以外の個人事業主にも求められている手続きの1つで、開業開始後はおおよそ1か月程度を目安に税務署に開業を届出しましょう。

こちらも決して難しい手続きではなく、国税庁のホームページにも公開されている書類に必要事項を記載して手続きを行うのみです。
個人事業主になるため、今までサラリーマンだった方とは異なり毎年確定申告が必要となります。

売上管理に関しても開業後はきちんと帳簿管理をし、確定申告にしっかりと備えておくことがおすすめです。
会計業務に負担を感じる方は、オンライン会計システムなども導入しておくと便利でしょう。

請負でドライバーとして働く場合も個人事業主あつかいとなるため、ガソリン代や車検代など軽貨物業の運営にともなう経費は自己負担となることが多く、確定申告にも必要経費としての支出を申告する必要があります。

企業勤務だった方からすると、慣れるまでは大変なしくみに感じるかもしれませんが確定申告もオンライン化が進んでおり昔よりも大幅に負担は減っています。

税務上の申告に悩まれたら、早めに最寄りの税務署に相談をするようにしましょう。

軽貨物業で働くメリットとはどんなもの?

軽貨物業は参入障壁が低く、需要も高いですが配送業であるためハードな業種に見える側面もありますよね。
確かに配送業は荷物を積み、届ける大変な業務であることは事実です。

では、今だからこそあえて軽貨物業で働くメリットについて考えていきましょう。
主なメリットは以下の3つです。

1.宅配ルート次第では効率よく稼げる

軽貨物業のメリットは軽自動車やバイクを使った配送業であるため、細かい道路などもすいすいと配達に向かうことができます。
独立後に宅配ルートを上手に起案していけば、少ない配送ルートでも多くの荷物を確保で安定した収入を確保することができます。

長距離ドライバーとは違った視点で配送業を捉え、効率よく稼ぐことがおすすめです。

また、配送ルートの選定によっては走行距離自体を抑えることができるので、少ない経費で高収入が得られるほか、女性でも安心して働くことができます。

2.配送内容などはドライバーが選べる

多くの収入を確保したい、と考えるドライバーもいれば、効率よく短時間で欲しい分だけ収入を確保したいと考える方もいるでしょう。
個人事業主の強みは、雇用されているドライバーとは違い自分で戦略を立てることができる、という点です。

配送内容や取引先も自分にマッチングするものをチョイスすれば、精神的にも負担が少ない仕事に従事できます。

まとめ

この記事では今注目が集まっている軽貨物業に関して、メリットの視点から詳しく解説を行いました。
個人事業主として活躍できる軽貨物業には、自分らしく働くチャンスが広がっています。

短時間で高収入を確保することも決して夢ではありません。
ぜひこの記事をきっかけに、軽貨物業に関心を深めてみてください。

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