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軽貨物運送業にはどのような仕事がある?長距離ドライバーとの比較

2023年4月28日

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通販サイトの台頭を背景に、需要が増えている「軽貨物運送業」の仕事にご関心をお持ちですか。少額で独立できる軽貨物運送業は、働く時間や場所などを自由に決められることが大きな魅力です。

では、軽貨物運送業には具体的にどのような仕事があるでしょうか。この記事では「長距離ドライバー」と比較しながら解説します。

軽貨物運送業にはどのような仕事がある?

さまざまな種類の荷物を配送する軽貨物運送業には、いったいどのような仕事があるでしょうか。この章では軽貨物運送業の業務内容について詳細を解説します。

宅配の仕事

多くの軽貨物運送業者が従事しているのが、宅配の業務です。人手が不足している傾向がある宅配分野は、大手の運送業者が積極的に業務委託を募っていることも多く、安定した収入が得られることから人気もあります。

通販サイトなどの荷物を個人宅へ配送することが多く、大小さまざまな荷物を毎日届けます。

企業配の仕事

病院や食品関係など、企業や団体と契約して荷物を配送する企業配の仕事は、決められたものを決められた日時に届けることが多い業務です。

ルーティーンワークとしてこなしやすく、作業時間が短い場合も多いため主婦や副業の方も多く従事しています。

スポット便の仕事

繁忙期などの時期にのみ荷物を配送するスポット便の契約は、短期間で契約が終わってしまうデメリットはあるものの、高収入なことが多く、人気があります。

企業の繁忙期には人も車両も不足する傾向があるため、スポット便の需要も増加傾向にあります。

チャーター便の仕事

依頼者が日時を指定し、一定の期間チャーターする配送をチャーター便といいます。この方法は単発のスポット便とは異なっており、企業に専属する形で業務を請け負います。

短距離配送、長距離配送の違いとは

軽貨物運送業にはさまざまな仕事内容が存在していますが、ドライバーとして働くためには、距離にも注目する必要があります。ドライバーの仕事は短距離の配送、長距離の配送と、配送する距離によって請け負う業務を決めることも可能です。

では、短距離と長距離ではどのような違いがあるのでしょうか。

短距離配送とは

短距離配送は、通販サイトの荷物などを指定区域内で、毎日繰り返し配送を行う場合を指します。短距離の配送を繰り返すため、小回りの利くバイクを活用するバイク便も活躍しています。

長距離配送とは

長距離ドライバーには一定の基準があり、片道の距離が300キロを超える配送業務を指します。荷物の配送というより、長距離を走ることがメインの業務です。

このほかに、短距離と長距離の間に該当する、中距離配送という仕事もあります。短距離配送の場合、狭いエリアの中で荷物を配送するため、郵便配達員のように地理を的確に覚えていく必要があります。

効率よく配送を続けることで収益アップを目指す業務のため、アパートやマンション名などを把握しながら配送することが重要です。

一方の、長距離ドライバーはロングドライブこそが仕事になるため、運転が好きな方、体力がある方に向いており、車両に快適性があるかどうかも重要です。長距離ドライバーは非常に長い距離を走る必要があり、腰痛などの症状を引き起こしやすくなります。

そのため、快適に過ごす工夫をしながら業務に従事することが重要です。

長距離ドライバーの業務内容は、短距離ドライバーとどう違う?

長距離ドライバーは長時間トラックを運転して荷物を配送することがメインの業務です。積む・下ろすという配送業の基本業務はあるものの、メインは長距離を走ることです。

では、具体的には短距離ドライバーとどう異なっているのでしょうか。

長距離ドライバーの仕事

長距離ドライバーは往復で600キロ以上を走る業務です。アルコールチェックや健康管理を業務開始前に行い、運行指示書に沿って業務を行います。

食事や休憩、睡眠などを挟みながら荷物を届け、帰宅するまでが業務です。タイトなスケジュールの中で睡眠まで管理する必要があるものの、高収入なのが魅力です。

短距離ドライバーの仕事

短距離ドライバーの多くは、長距離ドライバーとは異なり1日に何度か積み荷をしに戻ります。休憩も取りつつ、繰り返し配送を行うことが業務です。

そのため長距離ドライバーよりも荷物を受け取る、下ろすといった業務が多くなっています。毎日同じ街を走るため、地理に強くなるメリットもあります。

両者の違いは拘束される時間

短距離ドライバーは睡眠を車内で取る必要がないため、軽貨物車両で十分に業務をこなせます。また、一般的な勤務時間(朝から夕方まで)の中で業務を組みやすく、深夜帯や早朝帯の業務を受けない限り、日中のみの業務となります。

一方の長距離ドライバーは、睡眠時間を確保しつつ移動する必要があり、軽貨物車両では不便です。十分な荷物量を積み込めず、身体を休ませることも難しいため、基本的に大型トラックが必要です。

また、両者の大きな違いとしては、拘束時間が挙げられます。長距離ドライバーはとにかく長い距離を走る必要があるため、一度配送業務を開始すると、帰ってくるまでは休みがありません。

また、免許証も大型トラック用を取得する必要があります。しかし、輸送は日本の経済を支える重要な仕事であり、常に安定した業務量が確保できます。収入も安定しているため、魅力も大きな仕事といえるでしょう。

軽貨物運送業で働こう!誰でも働ける魅力とは

長距離ドライバーは拘束時間が長く、子育て中の方や副業で配送業務に関心がある方の場合は選択しにくい業務内容です。また、大型トラックを運転する必要があり、テクニックや自信も必要になるでしょう。

未経験からでも独立しやすいのは、短距離の仕事が多い軽貨物運送業です。大型の運転免許証も不要で、車両も手頃な軽車両で始められます。短距離配送なら、子育て中のママも安心です。

普通免許証で気軽に配送にチャレンジでき、働きやすさにも定評があります。

まとめ

この記事では軽貨物運送業の仕事について、長距離ドライバーと比較しながら詳しく解説しました。ドライバーの業務はいろいろな種類がありますが、軽貨物運送業の仕事は軽車両で参入でき、拘束時間も自分で調整できることが大きな魅力です。

この機会にぜひ、軽貨物運送業の仕事への関心を深めてみてくださいね。

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