軽貨物の早朝案件とは?そのメリットや注意点を解説!
2022年8月26日
軽貨物は、軽自動車でできる比較的参入しやすい運送業です。
そのため多くの方が軽貨物へ参入するようになりました。
そんな軽貨物には、ドライバーが受けられる様々な案件や仕事の種類があり、その一つに早朝案件があります。
今回は、そもそも早朝案件とはどんな案件なのかを解説し、そのメリットや注意点を中心にみていきましょう。
そもそも軽貨物の早朝案件とは
軽貨物の早朝案件とは、文字通り早朝から業務を開始する案件です。
主に市場の案件が多く、市場との契約になります。
仕事内容は基本的にルート配送がメインです。
具体的な流れとしては朝の5時ごろに業務委託契約を交わしている市場へ出社し、ピッキングが完了した野菜などの食材を積み込んでいきます。
そして、各店舗の合いカギを受け取って出発していくという流れです。
無人の早朝の飲食店へ配達をしていきますが、店舗によって決められた置き場があるので、荷物を確認しながら置き場に配達していきましょう。
空いたオリコン(折りたたみできるカゴ)を同時に回収していきます。
この配達業務が軽貨物の早朝案件のメイン業務になります。
そこから多くの場合、午前中のうちに市場に戻り、回収したオリコンを返却していきます。
これが軽貨物の早朝案件の一例です。
他にも衣料品配送、チラシ配送、乳製品の宅配といったものがあります。
衣料品配送は、店舗のオープン前に倉庫から衣料品を積み込んで配達して回る業務です。
基本は、市場のルート配送と同じといえるでしょう。
チラシ配送は、新聞の場合非常に早朝の案件になりますが、基本は他の早朝案件と同じです。
このようにほとんどがルート配送で午前中のうちに業務が完了します。
軽貨物の早朝案件はメリットも多い
軽貨物の早朝案件はメリットが多くあります。
具体的なものを挙げていくと次の点が挙げられます。
渋滞に巻き込まれない
渋滞に巻き込まれにくいのは、軽貨物の早朝案件のメリットといえるでしょう。
普段は慢性的な渋滞になりやすい国道や幹線道路も早朝であれば、スムーズに走行できます。
帰りは、渋滞に巻き込まれることもありますが、渋滞しやすい方向とは逆になることも多いので、渋滞のストレスや燃料の消耗も少なくて済みます。
人と接する機会が少なめ
人と接する機会が少ないのもメリットと取れます。
そもそも人のいない店舗や倉庫へ運び込むのでコミュニケーションが少なくて済むケースおあります。
営業活動をあまりしたくない場合は、適しているといえるでしょう。
単価が高い
単価が高いのは、早朝案件の最大のメリットと言えます。
通常のルート配送に比べると5割以上高額な案件もあり、単価を上げたい方にとってはメリットも大きい内容といえるでしょう。
拘束時間も短めなので短時間でもまとまった収入が欲しい方には魅力的な案件です。
決められたルートを速やかに配達できれば、非常に効率よく稼げるのも魅力です。
競合が少ない
競合が少ない点もメリットといえるでしょう。
早朝から仕事をするのが苦手な方も多く、実は需要に対して供給、つまり参入する軽貨物業者が少ないこともあります。
特に月曜日の早朝から仕事をしたくないという方も多いため、競合が少ないということから軽貨物業者が案件獲得しやすい分野でもあり、魅力的な案件といえるでしょう。
案件が広がる
ルート配送なので、時折取引先の方とコミュニケーションを取ることもあります。
そのタイミングで売り込みができれば、他の案件を獲得することもできるので、自分の仕事を増やせるメリットも出てくるでしょう。
こういったメリットから早朝案件を選ぶ軽貨物業者も少なくありません。
知っておきたい軽貨物の早朝案件の注意点とは?
軽貨物の早朝案件は、注意点もいくつかあります。
それは、次の点です。
1・朝の弱い方には不向き
2・時間に厳しい
3・代わりが見つけにくい
4・トラブルが起きた場合の対処が難しい
まず、早朝の案件なので朝が弱い方には向いていません。
5時には出社しなければいけないので、最低でも3~4時には起きている必要があります。
その時間に起きて活動できる人はまれなので、朝が弱い方には向いていない仕事といえるでしょう。
時間に厳しい点も注意しましょう。
早朝案件のものは、飲食店や小売店などがビジネスをスタートするのに必須の商品ばかりです。
言い換えれば、お店の生命線のような商品を扱うことになるので、時間厳守であることがほとんどです。
そういった意味で効率よく計画的に配送することが求められます。
代わりが見つけにくい点も注意しましょう。
冠婚葬祭などで休みたいのに、休めないということもあります。
多くの軽貨物案件の場合は、代わりの業者が代行することが多いのですが、早朝案件に至っては、そう云った事をすることができません。
最悪、家族の葬儀の日にすら出勤しなければならないこともあるので、バックアップ体制をしっかり行っておきましょう。
トラブルが起きた場合の対処が厳しい案件でもあります。
誤って配送してしまった場合、他のお店がオープンしているのに、もう片方のお店が締まっていたりした場合、カギを市場まで行って取りに行ったりといった対応をしなければなりません。
しかも、自分が本来寝ている時間帯にそれが起こってしまうと、翌日の仕事にも影響を与え、信用も大きく落ちてしまう危険もあります。
また軽貨物の車両がトラブルになった場合、整備場が閉まっていることも多いため、対応ができません。
こういった注意点のほか、最近は少なくなりましたが喫煙されている方は、原則車内禁煙で業務に当たることが契約条件に入っていることも多いので、仕事の合間に一服できないといった点も注意しましょう。
まとめ
軽貨物の早朝案件は、早朝から荷物をピックアップして、ルート配送するのが主な業務になります。
報酬が高めになっているので、短時間でもまとまった収入が得られることや競合が少ないなどのメリットもあります。
しかし、トラブル時の対応がしにくいなどの注意点もあるので、リスクを軽減する工夫が必要な案件です。
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