軽貨物運送で働く!深夜便における業務内容や注意点を解説
2023年1月27日
運送に関する需要が急増している今、業務委託などを使って独立するドライバーが増加しています。
中でも気軽に独立できる「軽貨物運送」は自由なスタイルで働けると好評です。
では、軽貨物運送における深夜便の仕事とは、一体どのような内容なのでしょうか。
業務内容や注意点を詳しく解説します。
深夜に働く|軽貨物運送の実態とは
運送業界にはいろいろな働き方があります。大手の有名運送業者に採用してもらい、雇用されているドライバーとして働く方法もあれば、さまざまな企業との業務提携を使ったり、ご自身で配送先の契約などを取得したりし、独立する方法もあります。
現在通販サイトの利用の上昇などを背景に、運送業界全体に需要が増加しておりいずれの働き方もまだまだ人手不足の傾向があります。
ドライバーの業務とは荷物を運ぶこと、そして運転をすることの2つがメインです。
運送業界は物流業界とも言われていますが、24時間全国や世界に向かって荷物を動かしており、ドライバーの仕事も日中帯だけではなく深夜帯にも及んでいます。
では、軽貨物運送業における深夜に働く「深夜便」とは、一体どのような業務内容なのでしょうか。
深夜便の傾向とは
深夜に運送する業務の内容は、昼間の運送と業務を比較すると個人宅への荷物の配送は激減します。
それもそのはず、時間指定の配送があったとしても、通販サイトの荷物のお届けの場合には真夜中の配送が指定できるものではありません。
深夜便の場合には営業をしている企業への定期的な荷物のお届けや、急なご依頼に対応するスポット便の業務が中心です。
例えば、軽貨物運送は軽貨物車を使ってコンパクトに運転ができるメリットがあるため、花々や酒類のお届けなど、道が狭い夜間の繁華街でも荷物が動いている様子が目に留まることがあります。
深夜便は多くの一般の方が眠っている時間帯に働くため、メリットもあります。
深夜便のメリットは高単価の傾向があること
深夜帯に働く業務は、日中帯に働く業務よりも高時給や高単価の傾向があることはご存じでしょうか。
二交代、三交代制の工場業務などもそうですが、夜間に働くと一般的には深夜手当と呼ばれるものが加算されます。
軽貨物運送業の場合、ドライバーとして独立している方も多いでしょう。
この場合、雇用されていないため雇用先から深夜手当がもらえるわけではありません。
ただし、配送に関する業務委託の際に深夜案件は高単価に設定されていることが一般的です。
効率よく深夜便も使って稼ぎたい、という場合には高単価の深夜便を狙っていくと利益率も一気に上がるでしょう。
毎日の深夜便は難しくても、週に1度の深夜便契約などを入れておくことで、収益の向上が目指しやすくなります。
基本的に軽貨物運送の業務は荷物1つあたりの単価で決まることが多いですが、走行距離や配送の時間帯によって単価は変動します。
気になる場合には、似たような募集の案件の見積もりを取得し、比較してから業務を受けることがおすすめです。
深夜帯はリスクもあるが意外なメリットも
深夜の配送業務やスポット業務は暗闇の中を運転する必要があり、ドライバーとしては日中帯の運転よりも注意力が必要となります。
深夜であっても人や自転車の飛び出しは実際に発生しているため、慎重に業務に従事する必要があります。
日中帯の配送業務でも同様ですが、必ず任意保険(自動車保険)に加入し万が一の事故には備えておきましょう。
深夜帯の業務は初めてで緊張がある場合には、決められたルートのみを配送する業務がおすすめです。
道にも荷物にも慣れるので、しばらくすると柔軟にこなせるようになります。
深夜帯には意外なメリットもあります。
それは、ルートによっては走りやすい道を走行できるので、日中帯ではこなしにくい距離の配送もこなせるという点です。
深夜の配送は通勤・通学のラッシュを避けることができるため、日中帯運んでいる道もスムーズに運転できる場合があります。
通常のエリア配送では運転に時間がかかりすぎるため避けていたルートも、深夜なら受けられる可能性があるのです。
例えば、東京から関東近郊の配送も、深夜なら道路状況がスムーズのため、軽貨物でも安心して受けられる場合も多いでしょう
湾口エリアに荷物を届ける業務委託なども盛んに募集されており、世界への物流をアシストする素敵なお仕事も見つかります。
このように深夜帯ならではのメリットも多いので、賢く活用して収益に貢献させましょう。
深夜便で働く|どのような人に向いている?
軽貨物運送業に関心がある方は、雇用されるスタイルよりも独立を志す人が多いでしょう。
軽貨物運送業は軽貨物車両と駐車スペースなどを準備すれば、開業届けまでスムーズに行える業種です。
現在ドライバーの方も、別業種で働いている方も、運転テクニックに極度の不安が無ければ誰でも独立することが可能です。
深夜便で働く場合は先に触れたように夜間走行をこなす必要があるため、注意力を維持しながら働く必要があります。
では、深夜業務はどのような人に向いているでしょうか。
日中帯の業務を減らし、効率よく稼ぎたい方
深夜帯に働く以上、睡眠時間の確保は日中に行う必要があります。
しかし、日中帯の単価よりも高単価の仕事を掴んでいれば、日中帯の業務を減らして稼働日数が減ったとしても収益はよくなる可能性があります。
週に3~4日の稼働でも十分に収益が得られる可能性も夢ではありません。
生活リズムを調整すれば、副業として参入することも可能でしょう。
雇用されたとしても給与が高い
夜間静かに働くスタイルが向いている…そのような場合には軽貨物運送業として深夜ドライバーの雇用を探すこともメリットは大きいでしょう。
雇用されたとしても深夜ドライバーは高時給です。
また、業務委託の方式とは異なり、雇用されれば雇用保険や社会保険のメリットも得ることができます。
独立には抵抗感がある方で高収入の仕事を探している方は、雇用も視野に活動してみましょう。
納得の収入で生活力も一気にアップします。
まとめ
この記事では人気の業種の1つである「軽貨物運送」について、深夜便という働く方に触れながら解説しました。
深夜の働き方でもルート配送やスポット配送の業務は存在しており、日中帯の業務と変わらない業務も多くなっています。
しかし、夜間の運転には注意力も必要です。
ぜひ本記事をきっかけに、ご自身に合った働き方を見つけてくださいね。
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