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ー軽貨物運送業のスポット案件とは?メリット・デメリットを解説ー

2024年5月17日

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軽貨物運送業の仕事にあるスポット案件とは何か、詳しく知らない方も多いのではないでしょうか。

スポット案件とは単発で依頼される業務のことです。

緊急で荷物を届けて欲しい、深夜に配送を依頼したいなど条件が厳しい案件が多くあります。

そのぶん単価は高めに設定されているため、うまく仕事できると高収入を狙えるでしょう。

本記事ではスポット案件の解説と、メリットやデメリットをまとめました。

軽貨物運送業のなかでもスポット案件が気になる方は参考にしてください。

 

軽貨物のスポット案件とは

軽貨物運送業におけるスポット案件とは、単発で依頼される業務のことです。

指定された時間や配達先に荷物を運ぶのは通常業務と変わりませんが、基本的に不定期で仕事が入ります。

そのため、荷主の要望やニーズに対応して配送サービスを行うことが大切です。

 

主に運ぶ荷物

スポット案件で運ぶ荷物は機械部品や食品、輸入雑貨や建築資材など多くあります。

軽車両に積めるサイズの荷物であれば配送できるため、さまざまなサイズの荷物を運ぶ可能性が高いでしょう。

スポット案件は一人の荷主が車両をまるまる利用します。

ほかの荷物との兼ね合いを考える必要がないところは、スポット案件の特徴です。

 

依頼される主なシーン

スポット案件の依頼が来る主なシーンは下記のとおりです。

 

・その日中または深夜に届けたいとき

・展示会や単発イベントがあるとき

・とにかく早急に届けてほしいとき

・引越しで積み忘れがあったとき

 

ほかにもさまざまなシーンでスポット案件の依頼があります。

 

チャーター便との違い

単発の依頼で似ている業務がチャーター便です。

スポット便は件数単位での契約のため、配送が終われば業務も終了します。

一方、チャーター便は時間単位での契約です。

スポット案件の配送が終わっても、契約時間が終了するまでは業務が続きます。

案件の終了が時間内だったら、追加の配送依頼にも対応する必要があります。

 

軽貨物のスポット案件を行う3つのメリット

軽貨物のスポット案件を行う主なメリットを3つ紹介します。

 

1.ドライブ気分で仕事できる

単発依頼のスポット案件は依頼主や配送先が異なるため、さまざまな場所に行けます。

これまで行ったことない土地まで荷物の配送をすることもあるでしょう。

長時間の運転になる場合がほとんどですが、ドライブ好きだと楽しく仕事できるメリットがあります。

配達が終われば業務終了のため、その土地ならではの食事や観光を楽しめる点も魅力の一つです。

 

2.単価が高い

一般的にスポット案件は高単価です。

緊急性の高い荷物が多かったり、走行距離が長くなったりするケースが多いからです。

そのため、多く受注できればそのぶん高収入が見込めます。

夜間や休日など条件が厳しい案件もあり、柔軟に対応できる方ほど多く受注できるでしょう。

 

3.人間関係のストレスが少ない

スポット案件は独立して仕事することが多く、人間関係のストレスが少ないメリットがあります。

人付き合いが苦手な方にとっては、働きやすい環境といえます。

職場の人間関係や上下関係が気になる方は、スポット案件がおすすめです。

 

軽貨物のスポット案件を行う3つのデメリット

メリットの多いスポット案件ですがデメリットな部分もあります。

ここでは、主に3つのデメリットを紹介するため参考にしてください。

 

1.長距離運転になる

遠方への配送が多くなるスポット案件は、当然長距離の運転が必要です。

体力的な負担が大きいと、辛くなる可能性があります。

また、知らない場所への配送は土地勘がないぶん、効率的なルートを考えるのが難しくなるでしょう。

長時間の運転が苦手だったり、見知らぬ土地への配送に不安を感じたりする場合はおすすめできません。

 

2.安定した収入は見込めない

スポット案件は依頼が不定期です。

多く受注できるともちろん収入は上がりますが、少ないと大きく減少する可能性があります。

単価は高めですが、安定的に仕事ができるわけではないため収入面は不安定になるでしょう。

スポット案件のみに比重を置くのではなく、通常の配送業務をあわせて行うと安定した収入が見込めるため、おすすめです。

 

3.急な依頼が発生する

不定期なスポット案件は急に依頼がくるケースも少なくありません。

予定が立てづらい部分はデメリットと感じる方もいるでしょう。

夜間や休日などの依頼が多くなる可能性も高く、柔軟な対応が求められることがあります。

しかし、急な対応ができるのは個人の軽貨物ドライバーの強みでもあります。

実績を積むチャンスでもあるため、うまく依頼を受けていくとよいでしょう。

 

軽貨物のスポット案件を行うときの注意点

ここでは、軽貨物のスポット案件を行うときの注意点を解説します。

 

スポット案件のみの生活は難しい

スポット案件は不定期のため収入は不安定になりがちです。

スポット案件のみで生計を立てるのは難しいでしょう。

ルート配送など通常の仕事を行いながら、スポット案件をうまく受注していくと効果よく収入を得られます。

 

時給換算すると単価が安くなる可能性がある

単価の高いスポット案件でも、時給換算すると低価格になる可能性があります。

長距離運転が多いことから、混雑状況によると時間が大幅にかかるケースも考えられます。

単価だけを見て決めずに、拘束時間や配送にかかるコストなどもふまえて受注するのがおすすめです。

またスムーズに配送するためにも、効率的に配送できるルートを考える必要があります。

 

好条件のスポット案件は取り合いになる

高単価、好条件のスポット案件は人気が高くなる傾向です。

ほかのドライバーも仕事を獲得しようとするため、取り合いになる可能性があります。

案件を獲得するには実績が大切です。

配送実績のほか取引したことのある企業など、これまでの仕事も重要視されます。

確実にスポット案件を取れるように、さまざまな配送業務を行うとよいでしょう。

 

まとめ

軽貨物運送業のスポット案件は単発の依頼で高単価な点が特徴的です。

緊急性の高い荷物を配送するため休日や夜間に依頼があったり、長距離運転になったりする可能性はありますが、柔軟に対応できると高収入が見込めます。

また、スポット案件は依頼が終われば業務完了となり自由度が高く、ドライブ好きなら楽しく仕事できるでしょう。

ただし、スポット案件は不定期のため安定した収入を得ることは困難です。

条件がよいとほかのドライバーと案件の取り合いが起こることもあり、実績が重視される場合もあります。

通常業務と並行しながらうまくスポット案件を受注すると実績が増え、安定的に収入を得られるためおすすめです。

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