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軽貨物運送業に必要な車とは?業務内容や運送時のポイントを紹介

2023年6月23日

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今話題の「軽貨物運送業」の業務は、荷物を配送することです。では、いったいどのような車を使って業務を遂行するのでしょうか。この記事では、軽貨物運送業に必要な車や手続きについて紹介します。

業務内容や運送時のポイントもあわせて解説します。

軽貨物運送業の概要

階貨物運送業は、軽貨物車両を使って配送を行う業務を意味します。軽貨物車両は一般に広く使用されている軽自動車の、貨物向け車両のことです。

大型トラックなどの配送とは異なり、コンパクトな軽自動車で荷物を運ぶため、運べる量自体は少ないものの、細い路地や住宅密集地でも配送できます。

一般的な軽自動車とは異なり、軽貨物運送業が使用する車両は「黒ナンバー」です。運送業の許可を得ている人だけが取得しているナンバーであり、意識して街中を見ると、多くの黒ナンバーが配送に従事している様子が目に留まるでしょう。

軽貨物の車はどこで買える?

軽貨物の車両は大型・中型トラックなどとは異なり、一般的な新車販売店や中古車販売店で入手できます。軽自動車の価格帯で手軽に購入できるため、今から軽貨物運送業に参入したい方にもおすすめです。

なお、軽貨物車両は軽自動車同様に車検を通過する必要があります。

・軽貨物車両でも車検は必要
日本において、車検は義務化されているものであり、一部の車両を除き車検を通過させる必要があります。登録後、初回の車検は2年後に実施を行う必要があり、その後も2年スパンで車検をクリアしていく必要があります。

一般車両とは異なるのは、初回の検査年度です。一般車両は初回の車検は登録から3年です。車検の費用について軽貨物車両は一般車両と比較すると安価です。おおよそ10万円未満で済むことが多くなっています。

車検時には合わせて自賠責保険料も用意することが一般的です。軽貨物車両は24か月単位での加入が目安となっています。自賠責保険料は定期的に保険料の見直しがあるため、注意してください。

軽貨物車両に起きやすいダメージとは

軽貨物配送業は、とにかく車本体が資本と言っても過言ではありません。車が安全に稼働してくれることで、荷物を安全に運べるからです。

トラックと比較すると軽バンなどは維持がしやすく、保管もしやすい車両ですが、毎日配送に使用していると新車であっても徐々に経年劣化が進行していきます。では、軽貨物車両に起きやすいダメージとはどのようなものでしょうか。

タイヤへのダメージ

長距離を走るトラックによる配送業とは異なり、軽貨物車両はストップアンドゴーを繰り返す配送が主体です。街中を走る運転が多く、高速道路の走行よりも繰り返しブレーキを踏むため、タイヤが消耗しやすくなります。

一般車両向けのタイヤよりやや高価な、軽貨物車両用のタイヤを装着する必要があり、消耗が起きにくいよう安全運転を心がけることが望ましいでしょう。

また、雪が降るエリアで軽貨物配送業に従事する場合には、スタッドレスタイヤもあわせて用意する必要があります。その分経費としては高くなるため、大切に扱うことが重要です。

荷台へのダメージ

荷物を多く積載する軽貨物配送業は、荷台部分にもダメージが起きやすいため注意が必要です。車検時にも荷台はチェックを受けます。

基本的には頑丈な作りのため問題は起きにくい場所ですが、荷物を置くために荷台を改造してしまうと、車検に通らなくなってしまう可能性があります。車両の改造や変更は安易に行ってしまうと、トラブルになる可能性があるため注意してください。

軽貨物配送業はどのような作業をしているのか?

未経験からでも挑戦できると評判の軽貨物運送業ですが、具体的にはどのような作業をこなす仕事なのでしょうか。この章では軽貨物運送業の業務内容について詳しく解説します。

女性でも配送できる業務

軽貨物運送業に使用する車は、軽自動車の一種である貨物車両です。そのため、積み込みする荷物は大型トラック配送などと比較すると、軽量のものも多く、女性や高齢の方でも従事しやすいといえます。

重い荷物を繰り返し運ぶ必要がないため、未経験の女性でも独立を目指せます。

雇用方法はさまざま

個人事業主として独立をすることが多い軽貨物運送業は、自身で営業の届けを行い、車両が用意できればすぐに営業開始となります。しかし、肝心の荷物の配送依頼がなければ、収入につながりません。

そこで、業務の際には雇用方法を検討する必要があります。多くの軽貨物配送業者は、荷物を配送してほしい企業などから業務委託を受けて働きます。

運んでみたい荷物を扱う業者に、直接仕事の外注を行っていないか聞いてみることも可能です。業務委託ドライバーの求人も多くなっており、意外と簡単に見つかります。

また、大手配送業から業務委託を受けることも可能です。大手と契約する場合、正社員と同じような勤務体系を求められることもありますが、給与体系は正社員とは異なっています。

正社員の場合は有給休暇などの制度があり、雇用保険もあります。一方で、業務委託契約の場合はこうした保険や待遇などは用意されていません。しかし、正社員よりも多くの給与が補償されていることが一般的です。

配送の仕方にも種類がある

軽貨物運送業にはいろいろな配送業務が用意されています。代表的な配送業務は「宅配」です。通販サイトなどの荷物を個人や企業に届けます。日中帯の仕事が多いですが、夕方以降の配送を希望する方向けの業務もあります。

病院などに医薬品を届けるなど企業や団体向けの配送に特化する場合、夜間や早朝に荷物の配送が発生する場合もあります。

個人宅への配送は繰り返し荷物の搬入や搬出を行う必要がありますが、企業配の場合はルートの変更も少なく、安定して業務をこなせるため女性や高齢ドライバーにも人気です。また、クリスマスやお中元シーズンなどは、スポット配達の業務も需要があります。

短期間で終わってしまいますが単発的に高収入を目指せるため、人気のある業務です。通常の業務に大幅な変更を起こさずに委託を受けられる場合、収益アップにも貢献してくれます。

まとめ

この記事では、軽貨物運送業で使用する車について焦点を当て、詳しく解説を行いました。一般的な配送業のなかでも軽貨物運送業に使用する車は安価であり、市場にも多くの台数が流通しているため、独立のしやすさにつながっています。

需要の多い軽貨物運送業で、あなたも自分らしく働くために、独立を目指してみませんか。

 

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