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軽貨物運送業で個人事業主となるメリットは?仕事内容を解説

2023年2月17日

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軽貨物運送業は現在、需要と供給のどちらも拡大している人気の仕事です。
個人事業主として参入し、独立を目指す方も増加しています。

では、軽貨物運送業とは具体的にどのような仕事で、どのようなメリットがあるでしょうか。
この記事では軽貨物運送業の概要について紹介します。ぜひご一読ください。

軽貨物運送業とはどのような仕事なの?

通販事業が好調であり、荷物の輸送量も増加の一途を辿っている日本において、軽貨物運送業は将来性の高い仕事として人気が高まっています。

では、軽貨物運送業とは具体的にどのような仕事なのでしょうか。
この項では軽貨物運送業の業務内容について詳しく紹介します。

軽貨物運送業の業務内容

軽貨物運送業の業務内容とは、軽貨物車両を使って荷物をお届けすることです。
軽貨物車両とは荷物の搬送に使う軽自動車のことで、商用車の1つに該当します。

中型や大型のトラックとは異なり、軽自動車であるため車両本体価格が安く、保管場所の確保がしやすいという特徴があります。
都市部の荷物の搬送は、大きすぎるトラックは不向きです。

そのため、軽貨物車両が非常に多く活躍しています。
通販サイトの委託や、種類・食材などのルート配送などにも大活躍できる仕事です。

軽貨物運送業の魅力とは

軽貨物運送業の業務内容に挙げたように、コンパクトな軽の商用車を活用して参入できるため、軽貨物運送業には少しの資金でも参入できる、というメリットがあります。

軽自動車は大型や中型のトラックよりも安く、中古車両の購入ならさらにお得に購入できます。
また、駐車場の確保も軽自動車なら、大きな駐車場を押さえる必要がありません。

ご自宅内に駐車スペースがあるなら、有効活用もできます。
一人でも、低資金で独立ができるという魅力があるのです。

また、軽自動車のため、大型トラックに必要となる「大型自動車免許証」も不要です。
今もしも、普通自動車運転免許証をお持ちならすぐにドライバーとして活躍を開始できます。

運転免許証・車両とやる気があれば、誰でも始めることができる仕事です。
現在日本は全国的に荷物の輸送量が上昇しており、仕事の多さも魅力です。

高収入を目指せる可能性も高くなっています。

軽貨物運送業として独立したい!個人事業主になるには

魅力的な要素が詰まった軽貨物運送業ですが、実際に独立するならどうすれば良いのでしょうか。
ここからは、軽貨物運送業として、個人事業主になる方法を紹介します。

個人事業主とは

個人事業主とは、企業などには属さず、法人化はしていない事業主のことを指します。
例えば、フリーランスのライターや、一人で営んでおり会社化はしていない美容師なども個人事業主に該当します。

近年はネットの普及により、個人事業主として商いを始めやすい環境が整っています。
個人事業主は株式会社や合同会社とは異なります。

個人事業主になる場合には、開業後1カ月以内に税務署に「開業届」を提出する必要があります。

提出に関しては届出を行わなくても罰則が設けられているわけではありませんが、給付金や補助金を獲得するためには個人事業主の届出が必要です。

今回紹介している軽貨物運送業として個人事業主になる場合も、開業届を出しましょう。

軽貨物運送業として開業するには

軽貨物運送業として開業するためには、個人事業主として税務署に届け出をするだけではなく、運輸局への届出も必須です。
「貨物軽自動車運送事業経営届出書」と呼ばれる書類を、軽貨物運送業として始めるときに提出する必要があります。

この届出書は、軽貨物運送業として必須の手続きで、営業所の確保や軽貨物車両の所有などを届け出る内容です。
加えて、「事業用自動車等連絡所(連絡票)」と呼ばれるものも提出する必要があります。

この書類も運輸局へ提出しますが、営業者用のナンバーを取得するために欠かせない書類です。
このとき、車両の車検証も添える必要があります。運輸局の届出が終わると、正式に稼働できます。

黒ナンバーを取得したら、早速営業を開始しましょう。(このほかに運賃料金表と呼ばれる書類も必要です)

営業先はどう確保する?

税務署や運輸局への届出が完了すると、開業できます。
届け出の書類を整えることも必要ですが、軽貨物運送業として経営を安定させるためには「営業先」を確保することも重要です。

では、どのように営業先を確保していけば良いでしょうか。
異業種から参入する場合は、特にこの項をご一読ください。

1.大手企業の委託先として登録する
軽貨物専門の業者に個人事業主として登録すると、担当エリアなどの指定をもらえ仕事が割り振られるようになります。仕事を獲得することに不安がある場合は、大手企業の委託先として登録するところから始めましょう。

2.中堅企業の業務委託先募集も多い
大手企業の委託先として登録すると、安定して業務がもらえますが、手数料が引かれてしまいます。そこで、中堅企業が募集しているドライバー募集を確認してみることもおすすめです。病院や学校などへ市販品を運ぶルート配送、飲食店向けの酒類や食料品の配送などが募集されています。業務委託先を募集している中堅企業は非常に多いので、ぜひ求人サイトなどをチェックしてみてください。

3.配送業者のマッチングサイトも活用を
さまざまなマッチングサイトが登場している中で、配送業者に関してもマッチングサイトが登場していることはご存じでしょうか。
安定した仕事の確保という視点で見るとやや不安定な働き方ですが、スキマ時間を活用しながら副業的に配送業に参入したい場合におすすめです。また、ルート配送などの仕事にプラスアルファの業務が欲しい場合も、便利なサイトに登録して仕事をキャッチしましょう。

勤務ドライバーと個人事業主、メリットはどちらにある?

勤務ドライバーとして働いている方のなかには、個人事業主とどちらがお得なのか迷っている方も多いでしょう。
勤務ドライバーは、会社に雇用されているため社会保険制度が充実していたり、ボーナスや有給休暇が確保できるメリットがあります。

その一方で、給与は一律で設定されており、繁忙期にも給与が大きく伸びるわけではありません。
個人事業主は経営者としてさまざまな手続きを行い、社会保険制度も被用者ではないため、ご自身で手配する必要があります。

しかし、頑張れば頑張っただけ、収益をご自身が獲得することができます。働き方も自分次第、という自由さも大きな魅力です。

どちらにメリットがあるか、という問いには答えがありませんが、自分らしく働きたい場合には独立も視野に入れてみましょう。

まとめ

この記事では軽貨物運送業として個人事業主として働くメリットに注目し、仕事の概要などを解説しました。
軽貨物運送業はまだまだ可能性が広がっており、収益の拡大も目指せます。

また、狭いエリアの配送でも収益を目指せるため、異業種からの参入や女性の活躍も可能です。

東京23区・神奈川・千葉エリアの配送なら、私たちファイゼにお任せください

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