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ー【簡単】軽貨物運送業の始め方と必要な費用を徹底解説ー

2024年6月14日

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軽貨物ドライバーとして働きたい方のなかには、始め方に悩む場合があるのではないでしょうか。

始め方が難しかったり面倒だったりすると、チャレンジするハードルが上がってしまいますよね。

軽貨物運送業の始め方は、まず軽自動車と必要書類を準備することからです。

複雑な手続きが不要のほか、開業資金が少なくすむ点も魅力の一つです。

本記事では、軽貨物運送業の始め方と必要な費用を詳しく解説します。

個人事業主として軽貨物ドライバーをするメリットも紹介しているため、これから働きたいと考えている方は参考にしてください。

軽貨物運送業の始め方を5ステップで解説

ここでは、軽貨物運送業の始め方を下記5つのステップで解説します。

 

1.軽車両を準備する

2.運輸支局に必要書類を提出する

3.黒ナンバーを取得する

4.自動車保険へ任意加入する

5.開業届を提出する

 

それぞれ詳しく解説するため、始め方に悩んでいる方は参考にしてください。

1.軽車両を準備する

まずは、軽貨物運送業に必須の軽貨物車を用意しましょう。

・軽トラック

・軽バン

・バイク(125cc以上)

 

コストを抑えたい方は、新車ではなく中古車でも十分仕事はできます。

2.運輸支局に必要書類を提出する

軽貨物運送業には届出が必要です。

都道府県にある運輸支局と、軽自動車検査協会へ下記の書類を提出しましょう。

 

・貨物軽自動車運送事業経営届出書

・事業用自動車等連絡書

・車検証

・運賃料金設定届出書

・運賃料金表

 

必要書類は運輸支局の窓口で直接入手する、またはWebサイトからダウンロードできます。

3.黒ナンバーを取得する

黒ナンバーは軽貨物運送業の車両である証です。

取得できる車両は軽貨物車に限られ、働くにあたりつけていないと違法です。

運輸支局での申請が完了すると、黒ナンバーが交付されます。

交付後は正式に貨物運送業用として車両登録されるため、合法的に運送業務できます。

黒ナンバーの取得手続きは必要書類の提出後、運輸支局にて行いましょう。

4.自動車保険へ任意加入する

自動車保険は安全に運送業をするために重要です。

運送業務中の事故やトラブルに備えられます。

すべての自動車は自動車損害賠償保障法に基づき、自賠責保険(共済)への加入が義務づけられています。

しかし、自賠責保険だけでは補償できない範囲があるため、任意保険で補うことが大切です。

軽貨物ドライバーが引き起こした交通事故のなかには、ドライバー自身が被害者になるケースがあり、荷物が損害する可能性も高くなります。

万が一の事故やトラブルに対する備えを強化するためにも、運送業務に適した保険の加入がおすすめです。

複数の保険会社から見積もりをとり、最適な保険を選びましょう。

5.開業届を提出する

開業届けを提出すると、事業者として正式に仕事を始められます。

開業届は、管轄の税務署に開業日から1か月以内に提出してください。

個人事業主の登録がすむと、青色申告の申請ができます。

青色申告は特別控除により課税所得が減少し、節税効果が高くなるためうまく活用しましょう。

軽貨物運送業を始めるときに必要な費用

軽貨物運送業始めるときには、初期費用がかかります。

 

・軽貨物車両の購入費用

・車検費用

・各種税金

・保険料

 

開業費用の大部分を占めるのが車両購入費用です。

レンタルの場合は月ごとにリース代が必要になるため、できるだけ費用を抑えたいなら中古での購入がおすすめです。

車検は一定期間ごとに受けることが法律で義務づけられています。

初回車検は新車購入から3年後、それ以降は2年ごとに受けるため、あらかじめ把握しておきましょう。

また軽自動車税、任意で加入した保険料などのほか定期的なメンテナンス費用も必要です。

オイル交換やタイヤ交換などはスムーズに仕事をしていくうえで重要です。

その他、運送に関する書類や伝票、オフィス用品などの購入費用がかかる場合もあります。

細かな必要費用があるため、総合的に予算を立てておきましょう。

個人事業主として軽貨物運送業を始めるメリット

軽貨物運送業を個人事業主として始める場合には、メリットあります。

 

・開業手続きが簡単

・開業資金が少ない

・専門知識や資格が不要

・将来性に期待

 

開業手続きや開業資金が少なくすむほか、将来性に期待できるメリットがあるため、それぞれ詳しく解説していきます。

開業手続きが簡単

個人事業主として軽貨物運送業を始める際の手続きは比較的簡単です。

法人設立に比べて、個人事業主の開業手続きは少ない書類ですみます。

税務署に開業届を提出するだけで事業を開始できるため、手間が少ない点がメリットです。

開業資金が少ない

軽貨物運送業は、開業に多額の資金は必要ありません。

車両購入費用や保険料など、必要な初期費用がほかの事業よりも少なくすみます。

軽貨物車両はある程度の費用がかかりますが、中古ならコストを抑えられます。

営業所や店舗が不要なため、賃貸料や内装費用がいりません。

少ない資金で始められる軽貨物運送業は、資金面でのハードルが低く気軽に始められます。

専門知識や資格が不要

軽貨物ドライバーに特定の資格や高度な専門知識は求められません。

必要なのは普通自動車運転免許のみです。

基本的な運転技術と時間管理能力があれば、誰でも軽貨物ドライバーとして仕事を始められます。

資格取得のために時間や費用をかけることなく、すぐに事業をスタートできる点がメリットです。

多くの人方にとって参入しやすいビジネスといえるでしょう。

将来性に期待

インターネット通販の普及により、個別配送の需要は年々増加しています。

ネットショッピングやフードデリバリー、小口配送の需要も拡大傾向です。

地域密着型の配送サービスや、特定の市場向けの配送ビジネスなど、軽貨物運送業といっても内容は多種多様です。

市場の成長とともに、軽貨物運送業は将来的に安定した需要が期待できます。

まとめ

軽貨物運送業の始め方は下記のとおりです。

 

1.軽車両を準備する

2.運輸支局に必要書類を提出する

3.黒ナンバーを取得する

4.自動車保険へ任意加入する

5.開業届を提出する

 

軽貨物運送業は開業資金が比較的少なくすみ、手続きも複雑ではありません。

ドライバーとして働くことが初めての場合でも、参入しやすい仕事といえます。

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