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今注目の軽貨物運送業とは|業種や開業時の注意点を詳しく解説

2023年9月15日

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1人でも簡単に開業できる「軽貨物運送業」に注目が集まっています。

個人事業・法人のいずれでも開業できる軽貨物運送業については、いったいどのような業種に該当し、開業時にはどのような注意点があるでしょうか。

この記事では、開業を目指したい方や軽貨物運送業に関心を持っている方向けに、業務内容を詳しく解説します。

軽貨物運送業に人気が集まる3つの理由

今、手軽に開業できるという情報が広まっていることから、軽貨物運送業に注目が集まっています。軽貨物運送業とは、簡潔に言えば「軽貨物車両で荷物を配送する」業種です。

配送先には、個人宅もあれば企業、病院やスーパーなども挙げられます。現在通販サイトなどを背景に配送業全体に人気が集まっており、開業を目指している方も増加しています。

軽貨物運送業が人気の3つの理由を詳しく紹介します。

1.開業しやすい

軽貨物運送業は開業のしやすさに人気が集まっています。軽貨物車両は一般的な軽自動車と類似した扱いになるため、普通乗用車やトラックなどと比較すると手軽に購入できる車両です。

燃費や車検代などの維持費も抑えやすく、都市部などでも簡単に開業できるというメリットがあります。

2.業務量が多い

軽貨物運送業として開業するにあたっては、配送するための荷物を仕入れる必要があります。

通販サイトなどの活況を背景に、現在配送に関する業務量は増加の一途をたどっており、配送業が引く手あまたの状態です。

新規参入しても仕事が本当にあるのだろうかといった不安を感じる必要がありません。

3.1人で始められる

独立開業を目指すにあたっては、配送業以外の業種に関心を持っている方も多いでしょう。フランチャイズ契約などの業種に関心を持っている方もいます。

軽貨物運送業は、荷物の配送を受注し、必要箇所に配送を完了させることで収益を上げているので、1人でも十分にこなせる仕事です。

もちろん利益の追求をしていく場合には、従業員の確保や法人化などを検討するべきですが、副業として、あるいは気軽な自営業として、軽貨物運送業は気軽に始められる業種でしょう。

軽貨物運送業はほかの運送業種とどのように異なっているのか?

軽貨物運送業はライトな感覚で始められる仕事であり、発注数も多いため非常に人気があります。その一方で、実際にドライバーとして独立を志すなら、そのほかの運送業種との比較も気になるところでしょう。

中距離トラックなどのドライバーとして活躍することと、比較している方も多いのではないでしょうか。そこで、この章では他の運送業種との違いについて、詳しく解説します。

運送業種とは

軽貨物運送業のほかに、運送業種にはどのようなものがあるでしょうか。

運送業種は主に3つに分類されています。軽貨物運送業のほかに、一般貨物自動車運送および、特定貨物自動車運送があります。

この3つのなかで唯一軽貨物運送業は開業する際に届け出だけを行えば開業でき、そのほかの業種については許可制のため注意が必要です。

つまり、運送業種の視点で見ると、軽貨物車両を使った運送業は参入のしやすさが優れており、魅力的な事業といえるでしょう。

軽貨物運送業を始めるメリットとは

運送業種のなかでも参入障壁が低く、開業がしやすい軽貨物運送業にはどのようなメリットがあるでしょうか。

軽貨物運送業を開業するメリットは以下の3つです。ぜひ開業に向けて参考にしてください。

女性にもおすすめできる

軽貨物運送業は軽貨物車両に積載できる荷物を配送する仕事です。荷物は軽くてコンパクトなものも多く、女性ドライバーもすでに多く活躍しています。

高齢者の方や副業の方も多く、安心して働ける仕事です。重い荷物は好きじゃないもののドライバーとして活躍したいと感じている方にベストな仕事でしょう。

副業にしやすい

軽貨物運送業の仕事は、スポット配送や深夜配送など、短期間・短時間での募集も多くなっており、気軽に副業を始めたい方にもおすすめです。

日中帯に集中して配送を行い本業とすることもおすすめですが、繁忙期にだけ副業として働いたり、定期的なスポット契約を生かして収入を上げたりすることもできます。

副業をお探しの方や、パートやアルバイトと組み合わせて収入を上げたい方に、非常におすすめです。

休憩を取りやすい

現在雇用されているドライバーの方は、休憩時間がとりにくくて悩んでいるのではないでしょうか。

軽貨物運送業に参入すると、ドライバーとしての仕事は変わりませんが、自由度の高い仕事が実現できます。

休憩時間や働き方も自由に選べるので、現在ドライバーとして雇用されている方は、独立して働きやすさを追究することもおすすめです。

収入アップが目指しやすい

給与製で働いているドライバーよりも、軽貨物運送業として独立することで収入アップもまたしやすくなります。自営業となるため収入は出来高制となり、不安定な収入が気になる方は多いかもしれません。

しかし、やればやっただけ、目に見えた成果につながりやすいため、大幅な収入アップに喜びの声を上げている方も多くなっています。

特にドライバー経験がある方は、独立後の仕事のイメージも湧きやすいでしょう。

独立開業の手続きに悩んだらどうするべき?注意点とは

軽貨物運送業として独立開業を目指す場合には、いったいどうするべきでしょうか。

開業にあたっては、ただドライバーとして他社と契約し、配送を開始するのではなく、最寄りの運輸支局にて届出書を提出して黒ナンバーをしっかりと取得する必要があります。

ほかの運送業種よりも開業しやすいとしても、段階を踏んだうえで開業する必要があると知っておきましょう。また、独立開業に戸惑った場合には、士業のサポートを受けることもおすすめです。

行政書士にアドバイスを受けることで、開業の届出関係の支援なども受けられます。費用は別途かかるものの、プロに依頼することで安心して開業にたどり着けるでしょう。

まとめ

この記事では、今人気の軽貨物運送業について、他業種との比較や注意点にも触れながら詳しく解説を行いました。

軽貨物運送業はそのほかの運送業種と比較すると、開業のしやすさから参入障壁が低く、女性や高齢者でも働きやすい環境が整っています。

開業に不安がある場合は、プロのサポートを受けることもおすすめです。

 

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