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軽貨物運送業に欠かせない車両とは|車選びのヒントを解説

2023年8月18日

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軽貨物運送業に関心を持っている皆さん、実際に荷物の運搬に使用する「軽貨物車」はどのような車両かご存じでしょうか。

トラックとは異なり、軽貨物車は軽自動車と同じカテゴリーであり、安価に購入できる車両として知られています。そこで、この記事では軽貨物運送業の「車両」について紹介します。

軽貨物運送業に欠かせない車両とは

軽貨物運送業は参入しやすい業界として注目が集まっており、多くの方が新たなビジネスチャンスとして参入しています。現在関心を持っている方も多いのではないでしょうか。

軽貨物運送業とは、軽貨物車両を使って荷物の配送を行うビジネスで、通販産業が拡大している今、需要が大きく高まっています。

もはや通販サイトは私たちの日常生活に欠かせないものであり、軽貨物運送業もなくてはならない仕事として欠かせない存在なのです。

では、軽貨物運送業に使用する車両とは、具体的にどのようなものでしょうか。

軽貨物車とは

軽貨物車は、積載量が小型で、普通免許で運転できる貨物用の軽自動車のことです。コンパクトなサイズであるため、都市部や繁華街の狭い道路でもスムーズに運転できます。

また、低燃費で経済的な点も魅力の一つです。車両本体の価格も、そのほかの運送業が使用するトラックと比較すると割安であり、保管場所にも困りにくいため、異業種からの参入を目指す人が多くなっています。

中型・大型トラックに比べてガソリン代も安く済み、環境に優しく、短距離の移動に最適です。

車検はどのようになっているのか?

自動車を所有すると定期的に車検を受ける必要があります。

軽貨物運送業を経営する場合、ガソリン代や車両メンテナンス代、自動車保険料と並んで、車検が経費としてネックとなる部分です。

軽貨物車両が取得するナンバーは一般的なナンバーとは異なり、事業用を使用します。4ナンバーと呼ばれるものを使用し、小型自動車として分類されます。小型自動車にはいくつかの要件をクリアする必要があります。

たとえば、運転席と荷物を載せる場所の間には、妨げとなるような敷居が必要です。また、貨物車のため人が乗る場所よりも、荷物が積載される場所のほうが多いように設計されている必要があります。

一般的に販売されている軽貨物車両を購入すれば、必要な要件はクリアしています。車検期間は2年ごとと指定されており、費用は一般的な軽自動車程度(数万~10万程度)の範囲内でしょう。

メンテナンスコストが安いことも、軽貨物車両の魅力です。

早速車両を探してみよう!軽貨物車両選びのポイント

軽貨物運送業を始めるためには、使い勝手の良い軽貨物車を選ぶことが大切です。軽貨物車両は新車・中古車のいずれの市場でも流通しており、自身の予算に合わせて選ぶことも可能です。

では、軽貨物車両を選ぶためには、どのようなポイントを押さえておくべきでしょうか。

以下3つのポイントを解説します。

視界選び

軽貨物車両は別名「軽バン」などとも呼ばれています。軽バンは一般的な軽自動車よりも車高があり、視界が広がっています。

視界の良い車両は運転しやすいですが、実際に運転席に腰かけてみると、違った印象に感じることもあります。毎日配送に使う車両のため、できればしっかりと試乗したうえで車両を決めることがおすすめです。

最大積載量

軽貨物車両によっては、荷物を載せられる「最大積載量」が異なっています。

軽貨物運送業にとって荷物の配送が大きな業務であり、積載量によって左右されていると言っても過言ではありません。大きければ大きいほど、荷物は多く搭載できることを前提に、車両を選びましょう。

小回り

軽貨物車両はどの車両も一般的な普通自動車と比較すれば小回りが利く車両ですが、運転すると細やかな違いを感じることがあります。

こちらも、視界選びと同様に運転のしやすさを重要視しながら、選ぶことがおすすめです。

燃費

軽貨物車両は中古車にも多くの車両が流通しており、車両の取得費用を下げたい場合には、新車ではなく中古車を選ぶことがおすすめです。

しかし、古すぎる軽貨物車両は、燃費が最新車種よりも悪く、維持するうえでのコスト(ガソリン代など)が高くなる可能性があります。最新車両は高燃費車両として開発されており、維持コストの視点で見ると優れています。

新車は高いと決めつけるのではなく、維持コストの視点も踏まえて車両を選びましょう。特に長距離の運転をこなす場合は、燃費によって利益率が大きく左右されるため、慎重に選ぶようにしましょう。

気軽に使用できるリースという選択肢もある

軽貨物車両は購入するという選択肢だけではなくリースという選択肢もあります。この方法は車両を「借りる」方法です。車体を購入しなくて良いため、低予算からでも開業を目指せます。

ただし、リースは低価格で契約ができるものの、途中解約がしにくく、事故を起こしてしまうと残価の清算だけが残り、車両が全損となってしまうリスクがあります。

また、車両の走行距離が多すぎると、追加リース料が発生することも多く、毎日フル稼働で車を使う場合は、購入するほうがメリットは大きいといえるでしょう。

このようにリースはメリットばかりではありませんが、選択肢としては非常に有効な方法ですので、知っておくことがおすすめです。

まずは副業として気軽な気持ちで、軽貨物配送業を始めたいという方にはリースがおすすめです。リース満了後は買取できることが多いため、事故がなければ非常にお得な購入方法といえるでしょう。

・副業の軽貨物配送は人気が高まっている
軽貨物配送業にはいろいろな働き方があり、夜中や早朝だけの業務や、日中帯にアルバイト感覚でできる業務もあります。家事や育児と両立しながら副業のような感覚で軽貨物配送業に従事している方も多く、そのまま本業にする方もいます。

「まずは少しでも、自分で稼いでみたい」と思ったら、副業感覚で始めてみることがおすすめです。

まとめ

この記事では、軽貨物運送業に欠かせない「軽貨物車両」について、詳しく解説を行いました。

都市部の物流活動において需要が増加している軽貨物車両は、そのほかの物流向け車両よりも安価で手に入りやすく、開業しやすいというメリットがあります。

車両は、適切な車種の選定とメンテナンスを行い、安全かつ効率的な物流管理を実現しましょう。

 

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